夏休みに入っている小学生の方も多いと存じ上げております。
夏休みには、夏休みの宿題が大量に山のようにパンパンにでます。
そもそも、夏休みは休みなのだから、本来は休むべきで、
夏休みの宿題なんて、精神衛生上も身体衛生上もさらには学力上もなんの意味も無いと思っています。
※あくまでも筆者の感想です。
なんでも身の回りの気になったことを、
ぱぱっとまとめて貯金箱作るよりも簡単な夏休みの自由研究を
みなさんにご提案したいと考えております。
下は小学校1年生から上は高校3年生まで
幅広く応用できる考え方なので、
ぜひ参考にしてみてください。
夏休みの自由研究はちゃちゃっと終わらせましょう。
夏休みの自由研究のまとめ方
0 夏休みの自由研究の「タイトル」
タイトルは最後でも構いません。
あとから、気になっていたことをそのまま名前にすればいいです。
ただ、模造紙でまとめる場合でも、
パワーポイントでまとめる場合でも、
表題は最初に作る必要があります。
タイトルは後で決めてもいいので、
とりあえずあけておいてください。
①夏休みの自由研究の「目的」
そもそも、その研究をどうしてしようと思ったか?という目的が
タイトルの次に必要です。
なぜ、研究しようと思ったのか?という「動機」や
どうして、この研究にたどり着いたかという「物語」など、
夏休みの自由研究には組み込んでもいいでしょう。
また、目的の場合は「~ができるようになるため」や「~を明らかにするため」といったように
国語でも同じですが、
目的が聞かれたら「~のため」って答えないと減点されるので、注意が必要です。
②夏休みの自由研究の「仮説」
ある程度、自分でどうなるのか?
考察を立てておきましょう。
たとえば、キノコが大きくなるのは、
根っこから栄養を吸ってるからなのかなぁ?とか。
キノコが大きくなるのは、
空気中の水を胞子が集めてるからなのかなぁ?程度で構いません。
マリオはどうしてキノコで大きくなるのだろう?
ぐらいの疑問で大丈夫ですよ。
そこから、ある程度、「自分でこうなるんじゃないか?」と予想を立ててみましょう。
その予想が当たったら、そのまま研究になりますし、
その予想が当たっていなくても、最後に考察をし直して、
こういうことが考えられますので、来年の自由研究で調べてみます!って最後に書いておけばいいのです。
このように仮説のループをすればいいのです。
夏休みの自由研究のリサイクルって最高ですね。
③夏休みの自由研究の「道具」
さて、目的を書いたところで、次に必要なのは、
その実験や研究に必要な「道具」です。
たとえば、
料理の夏休みの自由研究なら、
フライパンとかでもいいです。
- フライパン
- 包丁
- まな板
のように、他の人が自分の夏休みの自由研究のメモを読んで、
誰がやっても同じようにできないといけません。
これを再現性といいます。
化学ブログなので、料理も化学です。
まぁ、化学ブログなのに物理学のレポートで書きますが、
専門的に物理学で書くと
- ピクノメーター
- はかり
- 温度計
- 高温乾燥炉(≒電子レンジ)
- 湯煎器具
- 温度計
- 蒸留水
- 採取土
- ・・・
と書いていきます。
上は多すぎるので省略していますが、本番では100%すべて書いてください。他の人が真似できないと科学とはいえません。自分しかできないのならそれは魔力です。「STAP細胞はあります」という事件がありましたが、あの人に頼めば、若返りの細胞が作られるのにもったいないですね。
④夏休みの自由研究の「方法」
では、実際にその自分が思いついた方法でいいので、
書いてみましょう。
料理だとレシピを書いているつもりで、
他の人がやっても正しく真似ができるように書きましょう。
ただ、人に伝えるのは難しいのです。
試しに三角形を書いてみてください。
人によって、正三角形の三角形を書いた人、
鈍角三角形を書いた人、直角三角形を書いた人、
色々な人がいると思っています。
そうなんです。言葉は詳しく具体的に書かないと、
間違ってしまう可能性が大きくなってしまうのです。
方法は大きく分けて、
準備と実施測定の2つに分かれます。
フィールドワークという、
川や山に入る形の研究の場合は、
学校からの道のりや、川や山の地図や住所を書いておくと
ポイント高いです。
実際も計算式でも正しく、省略せずきちんとかきましょう。
たとえば、
「コウノトリって、うちの町でも来ているんじゃないか?」
みたいな研究だったとしたら、
観察する方法を書いておけばいいのです。
- いつ
- どこで
- 何を
- 誰と
- どうやって
- 何をした
という工程を書きましょう。
「双眼鏡で見たけど、居なかったです。」
で、最後終われば、夏休みの自由研究は1つ終わりです。
簡単ですね。
ただ、観察した鳥の名前はすべて書かないと、
夏休みの自由研究にはならないです。
鳥の図鑑で調べてみましょう。
⑤夏休みの自由研究の「結果」
そのコウノトリのケースで見ていきましょう。
たとえば、見た鳥は、コウノトリかも?と鴨ではないですが、
思う鳥が小学生だといるかもしれないので、
あげてみますね。
たとえば、アオサギという白い鳥がいますね、
小学生だと見間違えるかもしれませんね。
で、実際、バードウォッチングした鳥の数を、
実際、種類と場所と日付と鳥の数を
羅列するだけの簡単なお仕事です。
⑥夏休みの自由研究の「考察」
日本人の理科は考察力が低いと問題になっています。
考察は、最初の仮説があっていたら、
仮説が正しかったでOKです。
あと、筆者の意見や感想を述べてみたら、
いいのですが、
事実と意見を混ぜないことが大切です。
事実は事実でまとめて書き、
感想や意見はまた別に書いておけばいいです。
最初の仮説が間違っていたとしたら、
次の仮説を立てて、
また来年、研究してみます。
って、書いておいて、来年以降に
研究続行すればいい話です。
これで、自分の頭で考える力が養えると思います。
まとめ
夏休みの自由研究って、大変だー!っと思っているそこのあなた。
実は簡単に書ける仕事です。
読書感想文も私は「まえがき」と「おわりに」だけ読んで、
あとは空想で埋めるタイプだった私は、
あんまりお手伝いできることはないかもしれませんけど。
何かお手伝いになったら嬉しいです。
わからないことがあれば、
コメントで応援いただけると
励みになります。
長々と読んでいただき、
ありがとうございました。
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