電子殻とは?K殻はなぜK殻??

原子と分子

電子殻とは?

原子核の周りの電子が存在しているレールのことです。

太陽系の惑星の軌道に似ています。
冥王星は準惑星ですが、斜めに運行しています。
電子殻はK殻、L殻、M殻…と名前がついています。
これはKはアルファベットの何番目の文字でしょうか?
Kは11番目のアルファベットです。
これは電子殻を見つけた化学者が、
K殻より内側があったら困るし、
真ん中ぐらいのKにしよう!
多分、外側の方が多いし、
若干若いアルファベットにしよう!
というような感じで決まったのが
K殻の由来です。
なので、原則として、
K殻から順番にアルファベット順に内側から並べていきます。
K殻の定員の電子は高校化学クラスでは2つと覚えてもらって支障はないです。
最も外側にある電子の数を
最外殻電子数といいます。
M殻以降は最外殻電子数は8で安定します。
これが以前紹介した希ガスの話ですね。
近年では、希ガスは貴ガスという名前に置き換わりつつあります。
Heの場合は、最外殻電子数は2つで安定、
その他、希ガスは最外殻電子数は8つで安定する訳です。
この安定した電子配置を閉殻といいます。
また、最外殻電子数のことを価電子数ともいいますが、
閉殻の価電子数は0とカウントすることも忘れないでください。

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