炭水化物とは、なんでしょうか。
このブログでは、
料理全面押しで、
化学について見ていきます。
炭水化物とは?
炭水化物とは、その名の通り、
炭素と水素を持つものということです。
糖類や糖質ともいいますね。
- ブドウ糖
- ショ糖
- デンプン
- セルロース(細胞壁)
など、
いずれもCm(H2O)nで表されるような分子式を持っています。
これを炭水化物(Carbohydrate)、
または糖類(Saccharide)といいます。
炭水化物は、
アルコール性ヒドロキシ基をもっていて、
多価アルコールとしての性質を持っています。
炭水化物は、
- 米
- 芋
- 麦
などの植物の種子や根などに
デンプンとして存在します。
その他にも、
フルーツの甘みの元である
- ブドウ糖
- 果糖
としてたくさん含まれています。
果物は健康にいいといいますが、
みかん10個はショートケーキ1個と同じカロリーです。
フルーツに含まれる果糖は、
脳が甘みを感知しにくいため、
接種している感覚がありません。

一方でブドウ糖は血糖値に影響します。
果糖は血糖値には影響をあまり与えません。
しかし、ブドウ糖を接種すると満足感を得られます。
個人的に本当にダイエットするのなら、
炭水化物を毎日40g接種してよく噛んで食べるというのが確実だとは思います。
ちなみに炭水化物は毎日40gは生命維持に最低限必要な量なので、
炭水化物を抜き続けるとある日突然死ぬリスクが高まります。
極端なダイエットをしなければ、
唐揚げの衣等で大概は40gのノルマは超えていると思いますが…。
話を戻して、
- 綿
- 麻
などではセルロースとして存在しています。
近年、学習指導要領では、
身の回りの化学というのを
全力でプッシュしているので、
この食事分野や衣服分野は、
近年の傾向としてテストに出やすくなっています。
おいおい見ていきましょう。
炭水化物の分類
炭水化物は分解するときに、
水が必要か必要でないか?
水でどれくらい膨らむかというので、
- 単糖類
- 二糖類
- 多糖類
に分類されます。
多糖類は水が必要ではない。
二糖類はちょっと水が必要で、
多糖類はかなり水が分解するのに必要です。
パンやご飯を食べると喉が渇くのは、
パンやご飯はデンプンという多糖類で
多糖類は食べる(分解する)のに水が必要で、
口の中で加水分解をしないといけないからです。
農業でたとえると、
植物性堆肥という炭水化物を与えた場合、
分解するには水分が必要ということになります。
ちなみに動物性堆肥はタンパク質が主体になります。
タンパク質には窒素が含まれているため、
甘味重視なら植物性堆肥、成長重視なら動物性堆肥を与えます。
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